ブロックチェーン勉強会@Fukuoka Growth Nextに参加

福岡拠点の野田です。
梅雨が空けそうでなかなか空けないですね。今日も福岡は雨です。

昨日、Fukuoka Groth Next で行われたブロックチェーンの勉強会に参加しました。ブロックチェーンは今後システム基盤技術として大きな可能性を秘めているのは周知のことだと思います。サービスをこれから開発しようとしている方、実際に音楽やゲームにブロックチェーンの仕組みを組み込んでサービスを提供している方、いろいろな話を伺いました。中でも落合渉悟さんが行動暗号経済学というものをテーマに話をされたのですが、最高に刺激的でした。

□Cryptoeconomics Lab
https://ce.mit.edu/

□行動暗号経済学(Cryptoeconomics)とは
https://crypto-times.jp/what-is-cryptoeconomics/

行動暗号経済学は、ブロックチェーンにおける人のインセンティブ・行動を理論を設計して、研究する学問になります。まだいろいろな課題があり、それを実際に仮想通貨といったサービスなどで実証して、日々、改良が続けられているようです。ブロックチェーンが生まれるきっかけとなった2008年から始まる「サトシ・ナカモト」の論文のことを「天才が天才に考えさせる」論文であったと評されていたのですが、やはりすごかったのだと、肌で感じました。

□ビットコイン原論
https://bitcoin.org/bitcoin.pdf

□ビットコイン原論(日本語版)
http://www.kk-kernel.co.jp/qgis/HALTAK/FEBupload/nakamotosatoshi-paper.pdf

私たちもシステムを作るとき裏付けする技術要素を組み合わせてサービスを作っています。単に使うだけでなく、その背景にあるものや仕組みを理解し、日々の探求心と研究心を忘れず業務に取り組もうと意識を新たにしました。

apache-loggenでダミーアクセスログの生成

はじめまして、福岡拠点の宮里です。
今後ともよろしくお願いします。

先日、アパッチのアクセスログをアーカイブして一定期間保存する作業を行いました。その一定期間を「過ぎた」「過ぎていない」の判定のテストに、アクセスログのダミーデータをたくさん使いたかったので、Rubyで動く「apache-loggen」というツールを使用してダミーデータを作成しました。

また使用する機会がありそうなので、備忘録として記事に残します。

前準備

local環境
CentOS6.9

まずは、Apache-2.4からインストールしていきました。

makeに必要なライブラリをyumでインストール。

次に、aprをwgetしたソースからインストール。

apr-utilもソースからインストール。

ライブラリが揃ったので、httpdをwgetしてソースからインストール。

ここからいろいろ設定を記述して、無事アパッチの起動が確認できました。
ブラウザからlocalhostにアクセスすると、しっかりアクセスログが作成されています。

apache-loggenでダミーアクセスログの生成

「apache-loggen」を動かすのにRubyが必要なので、
またyumで必要なライブラリを追加インストールします。

Rubyの最新安定版をwgetしてソースからインストール。

Rubyのインストールが完了したので、pathを通して、やっとgem install。

「apache-loggen」が/usr/local/bin/へインストールされます。
必要であればpathを通します。

これで準備は完了です。

うっかりapache-loggenと叩くと、
apache-loggen
ドキドキしました。
こうならないためにオプションでダミーデータの生成件数と、秒あたりの生成件数、必要であれば件数でローテート(区切り)も指定して、出力先を指定します。

あとは、一万件/1日のダミーログを30日分を生成するスクリプトで、

ダミーデータがたくさん生成されてほくほくです。
ありがとうございました。

PHPカンファレンス福岡2018

先週末に開催されたPHPカンファレンス福岡に参加したのでその感想を簡単に。
https://phpcon.fukuoka.jp/2018/

PHPカンファレンス福岡は今年で4回目。
もともと東京で行われたPHPカンファレンスに参加できなかった人が「PHPカンファレンス福岡」とつぶやいたことから有志が集い福岡で開催が決定したというのが興味深いですね。
弊社はブロンズスポンサーとして出資しています。

朝から夕方まで開催されていて、主に初心者向けのセッションが多くありました。
また、MySQLやコンテナ技術などPHPに関係しないセッションも多く、Webアプリ全般技術勉強会みたいな感じでした。

「skaffold を使って Kubernetes してみた」

Kubernetes(くーべねてぃす)のセッションです。
オープンソースの「コンテナオーケストレーションシステム」で、Dockerが正式採用したのを皮切りに、AWS、MS Azureも次々に正式対応をしたということが説明されており、事実上の標準になったのではないか、ということでした。
今後コンテナを使って開発/勉強を行うときには合わせて使ったほうがよさそうです。

「0から始めるLaravel相談会」

匠の技を倣うならドキュメントを読め!
特にLaravelのドキュメントは良く書かれており、英文も単語を抜き出して読み進めればわかるはずだ!
みたいなセッションでした。
確かにオリジナルドキュメントは大事ですね。

「Testing Live!!!」

テストをやる人がどういった視点でテストをするのか?5分間の解説付きで実演していました。
アカウントやパスワードのテキスト入力枠にhtmlのタグ付き長文を入力する、表記ゆれが気になる~、などあるあるだけどついついおろそかにしがちなことをテスターの心情を交えながら説明されてて、面白かったです。

各セッションのスライドの多くは「Speaker Deck」にアップされています。
https://togetter.com/li/1237797

セッション以外にもスポンサー企業ブースが併設されていていました。
ノベリティ有り、コーヒーサービスありでゆっくり見て回れるようになっていました。

参加者全員に配られたバッグや先着で配られたTシャツもよかったです。

[Laravel]環境構築編その2 Laravelとそのバックエンド

福岡拠点の香月です。

Laravel環境構築編その2はLaravelのインストールまでの実践記です。
今回インストールする環境は次の通り

      • MySQL5.7
      • PHP7.2
      • Comporser
      • Laravelインストーラ2.0.1

MVCモデルのM(Model)としてMySQLを使用します。
Laravelはphpアプリケーションなのでphpを入れて、Laravel構築に必要なComposerも入れます。Laravelの最新版は5.6、これを構築するためのLaravelインストーラを最後に入れます。

環境は前回Vagrantで構築したCentOS上です。
Windowsのコマンドプロンプトを立ち上げて次のコマンドでCentOSを起動。

ターミナルソフトでローカルポート2222にsshでアクセスします。
以降の操作はターミナル上で行います。

事前準備としてyumレポジトリの有効/無効を切り替えることができるようにユーティリティをインストールしておきます。

MySQL5.7のインストール

MySQLの公式からDOWNLOAD -> Yum Repositoryとたどり、今回のCentOS7用として「Red Hat Enterprise Linux 7」用のファイルをダウンロードし、インストールしていきます。
A Quick Guide to Using the MySQL Yum Repository

1行目で公式から最新のrpmファイルをダウンロードし、
2行目でyumレポジトリに追加します。
そのままインストールするとMySQL8.0がインストールされてしまうので、
3行目でレポジトリのMySQL8.0を無効にし、
4行目でMySQL5.7を有効にします。
5行目でインストール開始。
6行目で起動、
7行目でサービス登録です。

MySQLの初回起動時にはログファイルにrootの初期パスワードが出力されるので
それを使ってログインし、新しいパスワードを設定します。

PHP7.2のインストール

今回使用するLaravel5.6の公式ドキュメントでPHPの要件を確認すると、以下のようになっているので、それに合わせて拡張機能も一緒にインストールすることにします。またバックエンドのMySQLのための拡張機能も一緒にインストールします。

      • PHP >= 7.1.3
      • OpenSSL PHP拡張
      • PDO PHP拡張
      • Mbstring PHP拡張
      • Tokenizer PHP拡張
      • XML PHP拡張
      • Ctype PHP Extension
      • JSON PHP Extension

さらに、Laravel5.6の要件には書かれていませんが、zip拡張がないとLaravelインストールが失敗するため、これも一緒にインストールします。

PHPの公式ではソースしか公開されていませんが、yumレポジトリで使えるパッケージがRemi’s RPM Repositoryで公開されているのでそれを利用します。
CentOS用のURLからダウンロード、インストールします。

1行目でremi-release-7.rpmのインストールに必要なモジュールを事前にインストールします。
2行目でパッケージをダウンロードし、
3行目でレポジトリを追加。
4行目でレポジトリのPHP7.2を有効にし、
5行目で必要なモジュールを含めてインストールします。
この4行目のPHP7.2の有効化を忘れると、CentOSのbaseレポジトリにあるPHP5.4がインストールされるので注意しましょう。
これで必要なものが全部入りました。php -m と打って必要なPHPの拡張モジュールが入っているか確認できます。

mbstringも入ったのでPHPの日本語の設定を行っておきます。

今回Webサーバーにはapache2.4を使用しています。PHPの公式ドキュメントのApache2.x系へのインストールを見ると、apacheの設定ファイルにPHP7用のモジュールをロードするための設定の追加が必要と書かれています。

しかしそこはパッケージインストールの良いところ、yumでのインストールで以下のファイルが作成され、設定が行われています。

これを有効にするために、apacheを再起動します。また、これが正しく動作しているか確認するためにDocumentRootにファイルinfo.phpを追加します。

追加が完了したら動作確認のために、ホストOS(Windows)上のブラウザからこのファイルのURLを打ち込みます。http://localhost:8080/info.php

この画面が出れば成功です。mbstringの欄も設定どおりになっていることも確認できます。apacheでは起動時にphp.iniを読み込むため、php.iniを編集した際は必ずapacheを再起動します。

Composerのインストール

こちらも公式ページの「Getting  Started」と「Download」ページの記述に沿ってインストールします。引き続きrootでの作業です。

ComposerのインストールはPHPの構文をphp -rで処理させて実行するように記述されているので、その通りにやります。深い意味はないと思いますけど。
1行目でインストーラーをダウンロードし、
2行目でダウンロードしたものが正しいかハッシュ値の比較、
3行目の「Installer verified」で比較結果が正しいことが示されています。
4行目でインストーラー実行し、
5行目でインストーラーを削除しています。
ここまでで同じフォルダに「composer.phar」が出来上がっているので、6行目で全ユーザーにパスが通っている/usr/local/binに「composer」という名前で配置します。

Laravelインストーラのインストール

いよいよLaravelです。Laravelはそれを使用するユーザーごとにインストーラをインストールすることが求められています。

1行目でrootからvagrantユーザーに戻ります。
2行目でLaravelの最新をインストールし、
3行目で.bash_profileの編集を開始し、PATH=の行の最後に「:」をつけて、続けてLaravelのbinディレクトリを追加します。
7行目で設定を再読み込みして完了です。

正しくLaravelインストーラが実行できるか確認します。

バージョンが表示されればOK。

ということでインフラ構築はここまで。ありがとうございました。

[Laravel]環境構築編その1 インフラ

福岡拠点の香月です。

LaravelはPHPのWebアプリケーションフレームワークです。
今後これの勉強を兼ねて不定期にLaravelの記事を書いていきたいと思います。

まずは環境構築編その1としてインフラ構築について実践記です。
用意する環境は

    • VirtualBoxとVagrantを使ってVM(仮想マシン)を構築
    • ホストOSはWindows 10
    • ゲストOSはCentOS 7.2
    • ゲストOS上にapache2.4を導入

となります。では早速行ってみよう。

VirtualBoxのインストール

Oracleのホームページから最新版をダウンロードします。
この時の最新版は5.2.8。PlatformのWindowsのところを見ると64bit版しかない模様。ダウンロードしたらインストーラを実行します。選択肢はすべてデフォルトのままでOK。サクッといきます。

Vagrantのインストール

続いてVagrant。これはVirtualBox上にVMを簡単に作成してくれるすごいツールです。これをVargarnのホームページから最新版をダウンロードして実行します。
この時の最新版は2.1.1。こちらも64bit版を選択。
選択肢らしい選択肢はないのでデフォルトのままインストールします。

仮想マシンを作成:CentOS7.2

ではここから仮想マシンの作成です。
仮想マシンはVagrantのboxと呼ばれるデータが公開されており、ここから目的に合致したboxを選択して仮想マシンを作成します。
公開サイトの検索窓で「bento/centos」と入力して表示されるなかからCentOS7.2を選択します。(「bento」は「弁当」なんですね。)


詳細サイトにはこのboxの使用方法が書いているので、newタブに書かれている通りにコマンドを実行することになります。

まずはWindowsのエクスプローラで好きな場所にフォルダを作成し、そこをVM作業フォルダとします。C:\vm\centos72としましょう。コマンドプロンプトでそのフォルダに移動し、上記newタブのコマンドを実行します。

1行目で初期化処理がはしり、作業フォルダに「Vagrantfile」が作成されます。
2行目でCentOS7.2用のboxがダウンロードされ、VirtualBox用仮想マシンを展開、実行開始となります。

これで仮想マシンが作成され、CentOS7.2が起動しました。簡単。
次は一度止めてapacheにホストOSのブラウザからアクセスするためにポートフォワーディングの設定をします。
仮想マシンを停止するコマンドはこう!

止まったら作業フォルダにあるVagrantfileをエディタで開いて、以下の行を有効にしましょう。

これでブラウザから「http://localhost:8080/」を開くと、CentOS上のポート80番で待ち受けているapacheが反応してくれます(apacheのインストールまだこの後)。ホストOSですでにwebサーバーを実行している場合にポート番号の重複を防ぐことができます。

では再びCentOSを起動しましょう。

今度はboxをダウンロードする必要はないためすぐにCentOSが起動します。

apacheのインストール

次はCentOS上にapacheをインストールします。
PuTTYなどターミナルソフトでローカルポート2222にsshでアクセスします。
ユーザー名、パスワードは「vagrant」となっています。打ち込みましょう。

無事ログインできました。
※sshのデフォルトポートは22でこのCentOSでも22で動いています。ターミナルソフトで2222でアクセスするのは、Vagrantでは「2222」->「22」へのポートフォワーディングが常に有効なためです。

CentOSではyumコマンドを使ってソフトをインストールできます。ソースからビルドするより簡単ですね。ユーザーrootで実行します。

途中いくつか確認が求められるので「y」で続行するとインストール完了です。
次のコマンドでapacheを起動して

ブラウザから「http://localhost:8080」にアクセスしてみましょう。

ページを表示できました。
もしここで表示できない場合、上に戻ってポートフォワーディングの設定を確認してください。

CentOSを再起動してもapacheが実行されるようにしておきます。

これでインフラは完成しました。はず。

次回はPHP、Comporser、Laravelのインストールの予定です。

よく使うウィンドウズのショートカット

福岡拠点の野田です。GWは晴れ間もありましたが、ここ数日雨が続いていて梅雨が気になる今日この頃です。

今回はよく使うWindowsのショートカットを紹介したいと思います。
よく使うWindowsのショートカットといえば、ctrl + alt + delete がよく知られていますが、ほかにどんなものがあるかご存知ですか?

以下は、私がよく使うWindowsのショートカットです。

その1: ctrl + esc

アプリを開きたいときにスタートボタンをマウスで押すのは、面倒ですよね。そのまま開きたいアプリ名を入力するとアプリ検索をして実行することができます。cmd と入力すればコマンドプロンプトが、excel と入力すればエクセルを検索されるので、そのままエンターを押下すると開くことができます。

その2:windowボタン + L

席を外すとき、画面ロックをかけるのは面倒なもの。このショートカットを使えば楽々です。トイレに急がなければならないときもばっちりです。

その3:windowボタン + P

プロジェクターに映像が出ない!そんなときに使うコマンドです。出番は少ないですが、勉強会などでプレゼンするときは心強い味方です。

その4:windowボタン + tab

alt + tab を使った画面切り替えや alt + shift + tab の切り替え戻しパターンもよく使いますが、画面の開いた順にさかのぼりたいときはこれが良いと思います。

その5:windowボタン + D からの alt + F4

複合技です。デスクトップ表示してから alt + F4 を押すとシャットダウン/再起動ダイアログを表示することができます。window を開いているときに閉じるコマンドとして有名な alt + F4 ですが、デスクトップ表示している状態でこの技を使うとシャットダウンすることができます。

番外編

alt + space からの n 押下。
いま開いている画面を最小化したいときに使います。
そこのあなた!Youtubeを見ていて隠したい時に使っちゃいけないですよ!

ショートカットキーを使うことで作業効率も上がると思います。
何か良いコマンドを見つけたら是非教えていただければと思います。

[JavaScript]D3.jsでグラフを書こう!

福岡拠点の野田です。今日は、データ解析に欠かせない可視化を支援するツールとして、D3.jsの使い方を紹介します。

可視化をするとき、棒グラフだったり、線グラフを出力することが多いと思います。Python、Rなどを使った画像出力ももちろん簡単に実現できるのですが、凝った複雑なグラフを出そうとするとき、D3.jsで描くSVGの柔軟性には目を見張るところがあります。SVGは、Scalable Vector Graphicsの略でベクター情報のイメージデータになります。そのため、拡大しても非常に高精細に表示することができます。また、CSSやJavasciptでイベント制御も可能なため、凝った動きのあるグラフを実現できます。

D3.jsの最新版は、ver5.1.0(2018/05/02時点)になります。ver3.xからver4.xにアップデートした際に大きく変更があったため、今回は個人的にもなじみのあるver3.xでの使い方を紹介します。

使うためには、HTMLヘッダーに以下を組み込むだけ。とても簡単です。

ver3.x

 

ちなみにver5.xでは以下のような感じです。

ここからは、ver3.xでの記述例になります。
以下のような流れでグラフを表示します。

1) 領域確保

グラフを表示する領域を確保します。軸に値を表示するため、マージンを確保します。


2) スケール設定

値の描画変換を行うスケール(基準となる物差し)を指定します。のちにデータ描画でも使います。


3) 軸の描画

スケールをもとに軸を描画します。


4) 補助線の描画

必須ではないですが、指定することでぐっとクオリティがアップします。


5) データ値の描画

線グラフだったり、点グラフだったり、棒グラフなどデータを描画します。今回は、線グラフを扱います。

これでCSVを読み込むと以下のようなグラフを表示することができるようになります。

SVGは、HTMLと同じくXMLで記述されるDOM(文書オブジェクトモデル)の1種です。イベント処理も差し込むことができるため、HTMLと同様な感覚で動的処理を扱えるのは強みと思います。D3.js自体、jQueryなどと同様、DOM操作するための言語とも言えます。慣れが若干必要ですが、凝ったグラフの描けるは大きな魅力です。

これを機会にぜひ触れてみてください。

[PHP]ExcelでUTF-8のCSVが文字化けしないようにBOMをつけよう!

福岡拠点の香月です。

この記事はブラウザからダウンロードするCSVファイルをWebサーバー上で作成するようなPHPプログラムを開発している人向けのトピックです。

ExcelをインストールするとCSVファイル(Comma-Separeted Values)がExcelに関連づきます。テキストエディタでCSVファイルを開く場合と違い、Excelで開くと列が揃って見やすいという利点があります。やったー!

Excelやその他WindowsのアプリでCSVファイルを作成した場合、日本語も問題なく扱えます。保存して改めてExcelで開いても正しく表示されますよね。
しかし、WebからCSVファイルをダウンロードしてExcelで開いた場合に、稀に日本語が文字化けしていることがあります。

サーバー上で次のようなプログラムを組んでcsvファイルを出力します。

クライアント側で保存したcsvファイルをExcelで開くと…

残念ですね。これはCSVファイルの文字コードの違いが問題です。
Windowsのアプリでファイル保存した場合、文字コードはほぼShift-JISとなります。対して近年のWebサーバーで扱う文字コードはほぼUTF-8となっており、CSVファイルもUTF-8であることが多いでしょう。で、このUTF-8の文字コードですが、コード表上はアルファベットや記号(日本語を含む2バイト文字以外)はShift-JISと同じコード範囲を使用しています。つまり、アルファベットや記号だけで書かれたUTF-8のファイルは、Shift-JISのファイルと全く同一ということになります。
日本語Windows上のExcelでCSVファイルを読み込む場合、UTF-8とShift-JISの区別がつかないため、ExcelさんはShift-JISとして読んでしまい、日本語部分が文字化けしてしまう、ということになります。

この問題はUTF-8のCSVファイルの先頭に「BOM」をつけて出力することで回避することができます。先ほどのプログラムの先頭をこうしてBOMを追加します。

クライアント側で保存したcsvファイルをExcelで開くと…

正しく日本語で表示させることができました。

ちなみにこのBOMはユニコードの種類によってコードが決まっています。
ユーティリティ関数としてこのような関数を1つ作っておくと便利ですよ。

Franzを使ってみた

作業を効率良く進めるためにツールは必要不可欠なものだと思います。
しかし多くのツールを立ち上げると配置に困ることもしばしば・・・

そこで今回は60種類以上のツールを一元管理できるFranzを紹介したいと思います。
FranzはSlack、Skype、GmailやGoogle Calendarなどのサービスを
クリック1つで切り替えることのできるすごいツールです。

インストールは
https://meetfranz.com/
から。

起動

無料アカウントを作成を選択します。

名・姓・メールアドレス・パスワードを入力します。

今回は無料プランを選択します。

招待したい人がいる場合はここで招待しましょう。

ぼっちなので後でを選択します。

あっという間に登録完了です。はじめる、または左下の+ボタンを選択します。

使いたいサービスを選択します。日本ではメジャーなものやマイナーなものまで揃っています。今回はGmailを選択してみます。

設定画面に遷移します。サービス名は好きな名前をつけることができます。

Gmailも複数アカウント登録できますので、アカウント名にするとわかりやすいかもしれません。

今回はそのままの設定でいきます!

Gmailを選択しました。右上のXボタンを押しましょう。

Gmailのログイン画面が表示されます。

あとはいつものようにログインするだけで、FranzでGmailが使えます。

サービスを増やしたい場合は、左下の+ボタンでどんどん増やせます。

  • 使ってみて

SkypeやGmailが1つのウィンドウで使用できるのは非常に便利です。

Webサービスを統合している感じなので、Web版とアプリ版を提供しているサービスが使えるのではないかと思っています。

Gmailはブラウザで使用している感じと同じなので全く違和感はありません。

未読の通知もわかりやすいですし、タスクバーにも未読数が表示されます。

SkypeはSkype for Web版になるため、アプリ版と設定画面も異なります。

改行はアプリ版がShiftとCtrlどちらも可能に対して、FranzではShiftのみのため、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

また、残念ながらYahooMailはありませんでしたが、今後に期待です。

メリット・デメリットはありますが、動作も軽く使いやすいツールだと思います。

今後もオススメのツールがあれば書いていこうと思います。

 

おじさんがソロキャンプツーリング行ってきた~長瀞オートキャンプ場~

2018年3月31日

前回のキャンプから二週間後、二回目のソロキャンプを敢行!

毎年この時期になると桜が見たくなるので開花状況をチェックし

それほど遠くなく見どころになりそうなところを探した結果ここ↓に行くことに。

長瀞オートキャンプ場

 

今回もキャンプ場までは約90Km。

目的地までの道のり

今のままだと積載がかなり不安定だったのでサイドバッグを購入・装着しいざ出発!

当然下道でね。

はじめては怖いからね。

 

今回は目的である桜を見ること、後はご当地のご飯も食べたいなーという思いを胸に

キャンプ地へ到着。

 

今回のキャンプ地

↑またすぐ近くに川があるとこにキャンプへ来てますが

海も川もない場所に住んでいると水のある場所に惹かれるのです

このキャンプ場はファミリー・初心者に人気で気温も暖かくなってきたこともあり

ほぼ満員状態でした。

(自分が泊まった区画の前後でファミリーキャンプをしていて少し肩身が狭かった。。)

テントも張ったので今回のメインイベントである桜を見に出発!

 

満開の桜、そして…

キャンプ場を出て小さい橋を渡るとすぐに北桜通りという場所に出ます。

そこでは…

満開の桜が出迎えてくれました。

駅のほうまで散歩がてら散策します。

駅まではおよそ1.5Km、その区間全て満開の桜が両脇に咲き誇っていました。

 

駅前に到着し、少し近辺を散策していたら気づけば15時少し前。

時間としては中途半端だけどものすごいおなか減っているし

今回の目的の一つであるご当地のご飯食べたい、というのも達成したいしで

何かないかなーと探していると一件のそば屋が。

少しいやな予感はしましたがそばならそこまでおなか膨れないし外れもないだろ、

と思い意を決して中へ。

いやな予感というのは的中するもので。

メニュー見てみたら全部1000円越え。

自分が食べたかった舞茸の天ぷらそばはなんと1500円!

ツーリングなどでこのようなお店に寄ったら注文しないで出ちゃいますが、

キャンプで変なテンションだったんでしょうね。

これが1500円(税抜)の舞茸の天ぷらそばだ!!!

くそ、やられた!

どう見ても相場は800円であろう食事を流し込みお会計を済ませ(税込み1620円)

いそいそと店を後にしました。

 

気分なおし

ぼちぼち戻らないと遅くなってしまう(というかこの土地にいたくなかったというのが正解)

のでキャンプ地へ戻ります。

↑長瀞といえばライン下りが有名。さすがに一人で乗る勇気はなし!

↑こちらは法善寺のしだれ桜。

翌日ここに寄り道して帰ろうと思いましたが、気分がすぐれなかったので

予定を前倒しして見に行きました。

 

キャンプ地へ戻り薪を購入し、そういえばここにきてから休んでいなかったことに気づいて

遅めのコーヒーブレイク。

焚火の準備をしつつ18時を過ぎるころには日が落ち始めたので

晩御飯と焚火を楽しみます。

(晩御飯のカップ麺のほうが1500円の食事より満足感は上でした。。)

綺麗な景色と焚火を見て心を浄化し、焚火終了後22時には就寝。

 

撤収

翌日5時ごろ早めに起きだし、コーヒーを飲みながら朝の澄んだ空気を味わいます。

少しずつ撤収の準備を始めて6時ごろに朝ご飯。

全然インスタ映えしない汚い画ですが、奥のこげてるほうはツナマヨ、手前はハムチーズ。

これがめちゃくちゃうまかった!

おなかも膨れたので本格的に撤収作業開始し、9時にはキャンプ地を後にしました。

 

感想

本当なら4月上旬に満開になる桜が今年は開花が早まったため

このタイミングで満開になってくれたことはうれしい誤算でした。

積載も増えてより多く道具を持っていけたのも満足度の底上げに貢献してくれました。

反省点としてはちゃんと調べなさい、流されないようにしなさい、ということですね。

時には流されちゃったほうがいいときもありますが今回は完全に

悪い方向に振り切ってしまいました。。

そろそろ富士山を見ながらのキャンプをしたいなーと考えているので

その時には今回の反省点を活かせるようにしようと決意するのでした。