SkypeのメッセージをDBから眺める

福岡拠点の野田です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

Skypeが新しくなって、だいぶ使いにくくなったなぁ、と感じます。履歴をコピーしたり検索することも不自由に感じることが多くなりました。備忘録的に残していた書き込みをWikiに転載するため、どうにかまとめてコピーすることができないかと思い、少し調べてみました。

現在 2018/08/06 Windows バージョンの Skype 履歴は以下のファイルに格納されていることを確認しました。

%localappdata%\Packages\Microsoft.SkypeApp_kzf8qxf38zg5c\LocalState\\skype.db

参考:Q.how do I export my chat history?
https://answers.microsoft.com/en-us/skype/forum/skype_win10-skype_messms-skype_instamessms/how-do-i-export-my-chat-history/20849b44-d68a-40f4-8cb8-6a2dc88e9e7e

テキストエディタで開いてみたところ先頭に「SQLite format 3」と記載されているではないですか。SQLiteは、パブリックドメインの軽量なRDBシステムです。SQLをサポートしており、Skypeに限らず、いろいろなアプリケーションのデータ保持に利用されています。

SQLiteファイルへの接続ですが、ODBCで接続する方法もありますが、今回はみんなが大好きな「A5:SQL Mk-2」を使っての接続を紹介します。A5:SQL Mk-2は、ER図も描けるとても優れたデータベースツールです。今回はこれを使ってファイルを参照します。

A5:SQL Mk-2
https://a5m2.mmatsubara.com/

step 1. データベースに追加

step 2. 左下の追加ボタンを押下

step 3. SQLiteを選択

step 4. skype.db を選択します。直に接続すると破損する可能性があるため、コピーしたファイルに繋ぎましょう。

step 5.ログイン認証は表示されますが、そのまま接続できます。

step 6.  messages が書き込みテーブルです。

これでスレッドの書き込みの検索、編集も思いのままです。
無事、スレッドからWikiへの転載も完了することができました。