Gitlab第1歩

福岡拠点の宮里です。
社内用にGitlab環境を構築しました。

当初は、必要なミドルウェアをひとつひとつソースからインストールして、Gitlab環境を作ろうとしていたのですがこれが大変。今回はまっさらな環境に構築するというのと、ソースからインストールした場合は導入後の管理の手間もかかるという理由もあり、おとなしく公式パッケージからインストールすることにしました。

公式パッケージを使用すると、当たり前ですが本当に楽ちん。1時間ぐらいで初期設定まで完了します。

Gitlabの公式ドキュメントでも、わざわざ一番最初に”パッケージからインストールすることをおすすめするよ”と書いてあるのですが、ちゃんと言うこと聞いておけば良かったと今回本当に身に染みました。

Omnibusパッケージのインストールを検討する
ソースからのインストールは多くの作業とエラーが発生しやすいので、高速で信頼性の高いOmnibusパッケージのインストール(deb / rpm)を強くお勧めします。

(公式ドキュメントより引用)

あと、最低限の使用でもハードウェアリソースの要件が意外と高く、まず最初に導入するサーバーのスペックが要件を満たしているか確認することをおすすめします。スペックが足りてないと、インストールしたあとに500エラーが頻発します(/д\)

公式ドキュメントのインストール要件ページ

公式パッケージを使用するのであれば、やることは簡単です。

設定ファイルを修正後、Gitlabの再構成コマンドを実行します。

サーバーのIPへアクセスして、Gitlab管理ユーザーのパスワードを変更したらインストールは完了です。

公式ドキュメントをちゃんと読んで確認することはしっかり確認しよう、というお話でした。

4K放送・8K放送仕様確認

前置き

現行ハイビジョンを超える超高画質を実現する、次世代の映像規格4K・8K。2018年12月1日から、4K放送・8K放送である「新4K8K衛星放送」が始まる。
参考(総務省)
番組表関連アプリ実装に伴い、番組表関連の仕様についての確認を実施。

確認

仕様は一般社団法人電波産業会(ARIB)にて規定されているが、無償公開はされていない。関連情報として、総務省が情報通信審議会の資料を公開している。
総務省 情報通信審議会情報通信技術分科会 放送システム委員会(第41回)
以下、TLVストリームを入手しておらず実環境未検証。考察レベルであり、認識違い誤記等あれば随時更新予定。

既存2K放送 4K放送・8K放送
方式 MPEG-2 TS MMT・TLV
ストリーム TSストリーム
TLVストリーム
放送局ロゴ HDラージ
HDスモール
SD4:3ラージ
SD4:3スモール
SD16:9ラージ
SD16:9スモール
2K
スモール
ラージ

※MH-EIT(MPEG-H Event Information Table)はEIT(Event Information Table)に規定されるテーブル、記述子と同機能を持つ。

結論

放送局ロゴの扱いは考慮する必要があるが、その他についてはMPEG-2 TS方式と同機能を持つ規定となっている。
ミドルウェアの対応指針にも依存するが、アプリで違いを意識する必要はない模様。