apache-loggenでダミーアクセスログの生成

はじめまして、福岡拠点の宮里です。
今後ともよろしくお願いします。

先日、アパッチのアクセスログをアーカイブして一定期間保存する作業を行いました。その一定期間を「過ぎた」「過ぎていない」の判定のテストに、アクセスログのダミーデータをたくさん使いたかったので、Rubyで動く「apache-loggen」というツールを使用してダミーデータを作成しました。

また使用する機会がありそうなので、備忘録として記事に残します。

前準備

local環境
CentOS6.9

まずは、Apache-2.4からインストールしていきました。

makeに必要なライブラリをyumでインストール。

次に、aprをwgetしたソースからインストール。

apr-utilもソースからインストール。

ライブラリが揃ったので、httpdをwgetしてソースからインストール。

ここからいろいろ設定を記述して、無事アパッチの起動が確認できました。
ブラウザからlocalhostにアクセスすると、しっかりアクセスログが作成されています。

apache-loggenでダミーアクセスログの生成

「apache-loggen」を動かすのにRubyが必要なので、
またyumで必要なライブラリを追加インストールします。

Rubyの最新安定版をwgetしてソースからインストール。

Rubyのインストールが完了したので、pathを通して、やっとgem install。

「apache-loggen」が/usr/local/bin/へインストールされます。
必要であればpathを通します。

これで準備は完了です。

うっかりapache-loggenと叩くと、
apache-loggen
ドキドキしました。
こうならないためにオプションでダミーデータの生成件数と、秒あたりの生成件数、必要であれば件数でローテート(区切り)も指定して、出力先を指定します。

あとは、一万件/1日のダミーログを30日分を生成するスクリプトで、

ダミーデータがたくさん生成されてほくほくです。
ありがとうございました。