2025年4月入社の遠藤です。
今回は前回に引き続き、最近読んだ小説についてお話いたします。
紹介するのは、降田天さんの「女王はかえらない」という小説です。
前回紹介した本と同様に、「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作品です。
あらすじ
舞台は田舎の小学校です。
学校内でどのような問題が起き、その問題に主人公がどのように立ち向かうのか、小学生視点の一部、教師視点の二部、真相編の三部構成で物語は進んでいきます。
第一部では、スクールカーストが確立されているクラスに、東京からやってきた美しい転校生、エリカの出現でクラスの女子が二分され、日々クラス内で言い争いなどが起きるようになり、その結果事件に発展してしまいます。
第二部、第三部では教師の立場からクラスはどう見えているのか、事件の真相が徐々に明らかになっていきます。
感想
一部では事件に発展するまでの経緯や、子どもたちの心情が描かれ、二部三部と明らかになる真相に、ドキドキして読み進める手が止められませんでした。
読み切るまでは想像もできなかった結末に誰もが驚かされると思います。
戦慄の学園ミステリー、二度読み必至の紹介通り、あの時の話はこういうことだったのかと読み直してしまいました。
ミステリーが好きな方にはぜひ読んでいただきたいです。
今回のお話は以上となります。
ありがとうございました。
