前置き
現行ハイビジョンを超える超高画質を実現する、次世代の映像規格4K・8K。2018年12月1日から、4K放送・8K放送である「新4K8K衛星放送」が始まる。
※参考(総務省)
番組表関連アプリ実装に伴い、番組表関連の仕様についての確認を実施。
確認
仕様は一般社団法人電波産業会(ARIB)にて規定されているが、無償公開はされていない。関連情報として、総務省が情報通信審議会の資料を公開している。
総務省 情報通信審議会情報通信技術分科会 放送システム委員会(第41回)
以下、TLVストリームを入手しておらず実環境未検証。考察レベルであり、認識違い誤記等あれば随時更新予定。
既存2K放送 | 4K放送・8K放送 | |
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方式 | MPEG-2 TS | MMT・TLV |
ストリーム | TSストリーム |
TLVストリーム |
放送局ロゴ | HDラージ HDスモール SD4:3ラージ SD4:3スモール SD16:9ラージ SD16:9スモール |
2K スモール ラージ |
※MH-EIT(MPEG-H Event Information Table)はEIT(Event Information Table)に規定されるテーブル、記述子と同機能を持つ。
結論
放送局ロゴの扱いは考慮する必要があるが、その他についてはMPEG-2 TS方式と同機能を持つ規定となっている。
ミドルウェアの対応指針にも依存するが、アプリで違いを意識する必要はない模様。