新入社員ブログ 松井(第6回)

こんにちは。松井です。
もう3月になってもうすぐ年度が替わりますね!

今回はフォローアップ研修について紹介します。
フォローアップ研修の内容について簡単に説明すると業種に問わず社会人として必要なスキルを習得するための研修で、8月から2月まで月に1回の頻度で参加しました。どれも仕事上に使う内容となっており、就職前でも知っておいたほうがいいという内容でした。

ビジネス基礎研修

8月はビジネス基礎で学ぶことは一人一人が成長するために意識しないといけないことについて学びました。心構えやマナー、コミュニケーションの取り方といった仕事のやり方についての内容でした。特に印象に残ったのは「多くの視点を持つ」ということです。小さな部分だけ見るのではなく、視点を広く見たり長くしたり、時には切り替えることも必要ということです。そのため、様々な視点を持って仕事に取り組めるようになりたいと思いました。仕事への取り組み方について「分からない」といったところがあれば基本的な内容としてこの研修の内容について思い出せるようにしたいと思いました。

報連相研修

10月は報連相研修で仕事上必要な情報が入手したり他の人に情報を渡すときに必要なスキルを学びました。報連相とは「報告」、「連絡」、「相談」の3つを表します。社内の内容であればスピード重視されるため正確性は重視されませんが、社外に対してはその逆でスピードより正確性が重視されます。私の場合、社外に対する連絡の機会が少ないため、まずはスピードを重視するようにして、可能であれば正確性を担保できるようにしたいと思います。そのため、まずは自分が読み手の立場になって「伝わりやすい」報告や相談をかけるようにしています。

ロジカルシンキング研修

11月はロジカルシンキング研修で論理的に考える方法について学びました。ロジカルシンキングとは論理的思考と訳され、誰にでも使いこなせるスキルで、問題解決や仕事促進に使えるスキルです。「研修を通じて直ぐに使えるようになりたい!」と思いましたが、論理的に考えることは直ぐに使えるものではなく、経験を積むことが必要だと思いました。そのため、論理的に話すための練習を積み重ねようと思いました。そのために、何か相談をする際には自分の意見をしっかりと持って上司に説明できるように努力しています。

文章力向上研修

12月は文章力向上研修で分かりやすい文章を書くためのスキルを学びました。報連相研修やロジカルシンキングと重複している内容に似ていますが、「文章を書くためのコツ」について学びました。この研修に参加したことによって、入社前と比べ、報連相といった社内でコミュニケーションをとる際により簡潔かつより分かりやすく説明できるようになったと思いました。

ストレスマネジメント研修

1月はストレスマネジメントではストレスとの向き合い方について学びました。この研修を通じて思ったことはストレスを重ねることがないように前向きな気持ちにしようということです。また、健康管理もストレスを予防するということに関わっていますので、健康管理に気をつけようと改めて思いました。

メンター研修

2月は4月から入ってくる後輩との関わり方について学びました。メンターというのは上司といった育成者とは別の役割をしており、新人にとって「安心できる存在」となります。メンターになるメリットとしては、新人社員といった育成される立場には気づかないことについて学べるということを知りました。研修で学んだことを来年度以降先輩社員として後輩と関わる際に活かせるようにしたいです。


フォローアップ研修で学んだ内容は仕事においてかなり役に立ったと思います。特に報連相研修や文章力向上研修では、困ったことや会議で決まったことなど情報の伝え方についてコツをつかめたと思いました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

新入社員ブログ 松井(第5回)

こんにちは。松井です。もうすぐ2月になりまだまだ寒い時期が続きますね。

今回はOJTについて紹介します!内部研修が終わって、8月からOJTに参加しています。OJTということで、案件に参加していますが、私の場合は基本設計から参加しました。難しい作業を割り振られることはありませんが、とにかく仕事に慣れることに苦労しました。1月末までどんなことをやってきたか、簡単になりますが紹介します!

基本設計・詳細設計

お客様との打ち合わせや社内会議を聞いてメモを取ったり、画面設計書を見ていました。また、先輩社員がテーブル定義の物理カラム名の名前をつけていました。画面設計書やテーブル定義について「おかしい!」と思ったところは迷わず先輩社員に質問していきました。例を2つ挙げると画面設計書に書いてあることがテーブル定義に書かれていないといった資料での漏れとテーブル定義には必須扱いになっているにもかかわらず画面設計書では必須ではないといった資料間による矛盾です。冷静に資料を見比べることで漏れや矛盾が無いかチェックをしていましたので、該当する部分が資料内にあるか探すのが大変でした。しかし、設計段階で漏れや矛盾を減らしたということにおいてはやりがいを感じられました!

API仕様書・詳細設計書作成

簡単な処理のAPI仕様書・詳細設計書を作成しました。最初はやり方が分からず簡単そうな画面を先輩社員に教えてもらいながら一通り作成しました。最初は簡単な仕様の詳細設計書を書きましたが、やり方が分からず先輩社員が作成した詳細設計書を参考に書くようにしました。ある程度詳細設計書を書いたら「内容は違っても他の詳細設計書にも同じことを書ける」ということを意識するようにしました。その際に自分たちが作った設計書をもとに実装されるので、「仕様が違う」ということが無いように気を付けるようにしました。

API実装・テスト

今は作成したAPI仕様書や詳細設計書を元にAPIを実装しつつ、テストして想定した挙動になっているか確認しています。研修で学んだLaravelで実装しておりますが、実際に仕事として使うのは始めてでプログラムの書き方に戸惑うことがあります。しかし公式ドキュメントやQiita等で使い方を調べて出来る限り自力でプログラムを組めるように努力しています!

今回はここまでです。次回はフォローアップ研修について紹介します。最後まで読んで頂きありがとうございます!

2023年 新入社員ブログ 松井(第4回)

こんにちは。入社1年目の松井です。
前回までの内容は下に貼っておきます!

第1回はこちらです!

第2回はこちらです!

第3回はこちらです!

今回の内容はLaravel演習です。演習の内容の前にLaravelとは何なのかについて簡単に説明します!

Laravelは、多くのWebアプリケーションの開発に使われているPHP言語で開発されたフレームワークです。そもそもフレームワークとは何なのかについて説明すると、プログラミングの作業を毎回0から書く必要がある内容を予め「枠組み」として纏められている仕組みです。その枠組みがあることで、新しいアプリケーションを作るたびに同じ機能を実装させるという手間を無くすことができます。

社内で行われたLaravel演習の内容は前回紹介したPHP演習と大差ないので、もう一度紹介しますね。演習課題はPHPと同じく「会員登録フォームの作成」です。主な実装内容は以下の通りです。

会員登録フォームの内容

  • 会員登録/ログイン機能の実装
  • 会員一覧機能の実装
  • 会員情報変更機能の実装
  • 会員削除機能の実装

PHPで苦労した内容がLaravelで簡単なコードで実現できることを体感することができました。例えばPHPでは、ログイン後のページ一つ一つにセッションをつけないと不正アクセスかどうか判別できませんでした。しかし、Laravelでは、ミドルウェアという機能を使って簡単にログインしているかどうかで処理を振り分けることができます。また、PHP演習で苦労したページネーション機能は一行で書けるようになります。下記にページネーション機能を実装するために書いたコードを抜粋します。

PHPのコード

PHPだと複雑なコードを書かない上に多くの行数を費やしてしまいます。コードを読んだことがない人にとってはコメントが無いと何を書いているのか非常に分かりにくいと思います。

Laravelのコード

このコードはPHPと比較して非常にすっきりとした印象を持てますね。Laravelだと細かい部分はフレームワーク側で処理してくれるからここまで簡単に書けるようになります。

Laravelで作成した一覧画面を下に貼っておきます。大まかな構成はPHP演習で作ったものとあまり大差ありません。

今回の内容はPHPで実装するに苦労したものがLaravelでは簡単に作れたという内容でした。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!

2023年 新入社員ブログ 松井(第3回)

こんにちは。松井です。
もう11月になって上着を着用してる人が増えてきましたね!

前回までの内容は下に貼っておきます!

第1回はこちら
第2回はこちら

第2回ではSQL演習について紹介しましたが、今回と次回でPHP/Laravel演習について紹介します。今回はPHP側の演習について紹介します。演習内容の前にPHPについて簡単に紹介します!

PHPとはWebページを作ることがサーバサイドのプログラミング言語です。HTMLやJavaScriptと混同されやすいです。HTMLやJavaScriptはブラウザ側(ユーザ側)で動かしていますが、PHPはサーバ側で動かしています。PHPを使う最大の利点はデータベースとの連携を容易に行えるということです。サーバ側で動かしているので、Webサイト上でよく見るデータのやりとりを実現できるということです。

PHP/Laravel演習の課題は「会員登録フォームの作成」です。主な実装内容は以下の通りです。

会員登録フォームの内容

  • 会員登録/ログイン機能の実装
  • 会員一覧機能の実装
  • 会員情報変更機能の実装
  • 会員削除機能の実装

基本的に上記の内容を実装するという内容ですが、ユーザにとって使いやすいように配慮することが大変でした。例えば間違えてページのリロードをしたら入力内容が全て消えてしまうという問題は「値を保持させないといけない」ということや必要です。また、誤って入力した内容が直ぐにデータベースに登録されるのを防ぐために「確認画面を作る」ことや登録したかどうか確認するために「完了画面を作る」機能も必要でした。機能作成の面で特に大変だったことは「ページネーション機能の実装」でした。実装するために多くの行数を書く必要があることやページを遷移することによって入力した値が保持できないといったバグを対処することがとても大変でした。作成した会員一覧ページはこのような感じです。

次回はLaravel演習について書きます。LaravelはPHPと比べ、複雑な機能を簡単に書けるという特徴を持っていますのでPHPとの違いについても紹介していきます!
最後まで読んでくれてありがとうございました!

2023年 新入社員ブログ 松井(第2回)

こんにちは。
入社1年目の松井です。
もう10月になって冷えてきましたね!

前回は外部研修について紹介しました。
「外部研修とは?」と思った方はこちらのURLに書いてありますので気になったら覗いてみてください!

https://blog-s.xchange.jp/archives/date/2023/08/03

内部研修の概要

6月から7月末にかけて内部研修を行いました。
内部研修の内容は以下の2つです。

  • SQL演習(6月中旬まで)
  • PHP/Laravel演習(6月下旬から7月末まで)

SQL演習

SQLの問題集を読み、演習問題を解きました。外部研修中ではなかなか問題を解く機会が少なかったので内部研修を通じてSQLの勉強をしました。内部研修に使った本はこの下にURLを貼っておきますので、気になった人は覗いてみてください!

https://book.impress.co.jp/books/1121101090

SQLでの勉強で難しかったところは副問い合わせでした。副問い合わせとは「他のSQL文の一部分として入っているSELECT文」です。特徴としては「検索結果に基づいて表を操作する」という点です。言葉だけだと分かりづらいので例を挙げます。

例:家計簿というテーブルから最も大きな出費を調べ、その費目と金額を求める

文章で書くと簡単に見えますが、SQLではそうはいきません。SQLでは「最も大きな出費を調べる」、「それを基に費目と金額を求める」の2つのステップが必要です。まずはステップごとのコードを書いてみます。

(1)で調べた値を基に費目と金額を求め、(2)で費目と金額を求めることができました。これだと(1)の値が急に変わったときに調べ直すのが面倒です。そこで、(1)のコードを(2)のコードに書いてある「(1)から書き写した値」に埋め込みます。

(3)では、(2)のWHERE句の中に(1)を埋め込みました。このようにすれば、(1)と(2)の動作を一括に実行でき、(1)で出力されるものが変わっても(2)を書き換える必要がなくなります。(3)のコードに入っている括弧の中身が副問い合わせということです。

このようにしてSQL文の意味や使い方について深く学んでいきました。

SQL演習についての話はここまでです。次回はPHP/Laravel演習について書きます。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!

2023年 新入社員ブログ 松井真治(第1回)

こんにちは!
2023年4月に入社した松井真治です。

自己紹介


入社する前は工学系の大学でコンピュータについて学んでいました。
プログラミングは勿論、コンピュータに関する幅広い範囲を学んでいました。
卒業研究では、「オセロにおけるDueling Networkを用いたQ-learningの効果検証」をテーマにしました。初めて聞くワードが出てきて困惑している人が多いと思いますが、平たくいうと機械学習に関する研究をやっていました。そんな情報系の出身の私ですが、web系は未経験です。

外部研修

私は、4月中旬から5月末までの間外部研修に行ってきました。研修の間で学んだことは以下の通りです

  • IT基礎
  • Linux
  • プログラミング基礎(HTML,CSS,Javascript)
  • データベース(MySQL)
  • PHPプログラミング
  • Laravel
  • git
  • システム開発演習

IT基礎では、これからITで働くにあたって最低限覚えないといけない(それどころか基礎教養として重要)ことについて学びました。日常でも使う単語が多く、ITに関わっていなかった人たちでもわかるような内容でした。

Linuxでは、私たちが当たり前のようにできているファイルの作成やフォルダーの作成などをコマンドを使って行ったり、ファイルのアクセス権限の変更を行いました。GUIだと面倒なことをコマンドでできるのは便利ですね!

プログラミング基礎では、私たちがよく見るWebサイトの基本的な作り方について学びました。書いたサイトのコードは検証ツールで見れますので、外部に公開するときは注意が必要ですね!

データベースでは、データの検索からテーブル・データベースの操作を行いました。IDやメールアドレスといった重要な情報を入れるので、万が一のことがあったら大惨事です。データが破損したり、誤ってテーブルに入っている情報が全て消してしまったことありましたので、慎重に扱わないといけないことを学びました。

PHPプログラミングでは、PHPを用いて値を次のページに保持させたり、データベースへの干渉を行ったりしました。同じWebに関するプログラミング言語でもJavascriptとの違いをあげるとしたら、PHPはブラウザ側ではなく、サーバ側に干渉する言語であるということですね。また、PHPではデータベースと連携することができますが、非常に難しかったでした。

Laravelでは、Webアプリケーションのフレームワークとは何かから始まり、Webアプリケーションの作成を行いました。よく使われている処理をフレームワークとして統一できれば非常に便利ですね!そんなフレームワークの一例としてLaravelを使いました。例えばデータベースとの連携をLaravelで簡単に実現できるというのは大きなメリットです。しかし、研修の間で全て覚えることは難しく、概念しか覚えることしかできませんでした(笑)

gitでは、複数人で作業を分割して統合していくような際に使うことでバージョンの管理や不具合の発見についてわかりやすくするものといった内容でした。共同でシステム開発をする際に便利ですね!

最後に他社の方々と10日間という短い期間でシステム開発演習を行っていきましたが、私のグループは4人で教科書売買システムのWebアプリケーションを作るといった内容でした。3日間で設計、5日間でWebアプリケーションの作成、2日間で作成したアプリケーションについての発表の準備を行いました。多くのエラーやバグと立ち向かい、講師からの丁寧なアドバイスや解説のおかげもあり、無事Webアプリケーションを作ることができた他、Laravelのコードの書き方やgitの使い方について理解することができました。最終的に問題なく発表を行うことができ、研修を終わらせることができました!

本日はここまでです。
次回は内部研修について書きます。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!